フランス、喫煙用CBDはOK、食用CBDはNGの謎ルール発動!?2,000店舗が廃業リスク

パリのエッフェル塔が見える窓際で、女性が葉巻を吸い煙を吐き出している横で、白衣の医師がCBDパウチを手に説明している様子

「吸うのはセーフ、食べたらアウト」

事実ならば、フランスの規制センス、首を傾げるばかりです。

国際通信社『AFP』は、フランス政府が5/15より、CBD含有食品の販売を全面禁止とする措置を施行すると報道しました。

一方で、喫煙用CBDの販売は引き続き許可というおかしな設計で、業界団体『UPCBD』のマクリーン代表は「すべてを規制するならまだしも、食品だけを規制するのは意味がない」と即座に噛みつきました。

まったくもって正論です。

規制根拠は1997年に制定されたEU食品安全規則で、域内で伝統的に食されていない製品には承認が必要とされるルール。

CBD食品は専門店売上の約40%を占めるといい、数百の栽培業者と約2000店舗が廃業に追い込まれる可能性があります。

CBDを巡る謎ルール、規制のねじれは、日本だけの話ではありません。

フランス、CBD含有食品を禁止へ 関係者

参考記事:AFP BB News

このニュースの関連用語解説

EU Novel Food規則

EU域内で1997年以前に一般的に食されていなかった食品や食品成分を「ノベルフード(新規食品)」と定義し、販売前に安全性評価・承認を義務付けるEUの規制です。CBDは域内での食用利用の歴史が短いとして、欧州食品安全機関(EFSA)による承認が必要とされていますが、その審査は現在も進行中です。

UPCBD(Union Professionnelle du CBD)

フランスのCBD業界団体。栽培農家・加工業者・小売業者を会員とし、規制当局との交渉や業界基準の策定を担います。

よくある質問(FAQ)

Q. 日本のCBD事業者への影響はありますか?

A. 直接の法的影響はありません。ただしフランスはEU最大級のCBD消費国のひとつであり、同国の規制が他のEU加盟国に波及した場合、欧州向け輸出・原料調達の枠組みに変化が生じる可能性があります。

Q. 日本でCBDを含む食品を販売することは合法ですか?

A. 現時点では、THCを含まないCBD成分を使用した食品は国内で販売可能です。ただし薬機法・食品衛生法の解釈は製品形態や表示内容によって異なるため、個別に専門家への確認を推奨します。

Q. EU Novel Foodの承認はいつ得られそうですか?

A. 欧州食品安全機関(EFSA)によるCBDの安全性評価は進行中ですが、明確な承認時期は公表されていません。審査の長期化が欧州CBD市場の不確実性を高めている状況が続いています。

編集長こぼれ話

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    執筆者

    CBD Library for Biz編集長

    国内外の規制・医療・産業動向を、焦らず、騒がずほどほどに。年末恒例『大麻・CBDニュース総選』や業界レポート『CBD白書』も主催しています。 ▶︎日本臨床カンナビノイド学会会員/MM411カンナビスコンサルタントコース修了/MM411CBD医学ウェルネスコース修了/薬事法管理者/機能性表示食品検定上級エキスパート/アロマテラピー検定1級/貿易実務検定C級

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