日本のCBD市場は今、かつてない転換期にあります。
相次ぐ体感系成分の規制に、2024年に施行された改正大麻取締法/麻向法。
業界が健全化に進む反動として、一時の熱狂が去り、消費者の間に「何が本物で、何を信じればいいのか」という戸惑いが広がる中、2026年1月26日、一つのニュースが業界を駆け巡りました。
世界30カ国以上で展開し、500万人以上の顧客を持つデンマークのCBDブランド『ENDOCA(エンドカ)』の本格的な再始動です。
国際CBDブランド「ENDOCA(エンドカ)」と日本市場における正式エージェント契約を締結
『ENDOCA』といえば、2020年の日本初上陸以来、ウェルネス層へのCBDの認知・啓蒙を果たしてきた業界のパイオニア的存在。
過去2度にわたる撤退を経験したこの「ビッグネーム」は、なぜ再び日本という難市場に挑むのでしょうか?

再上陸のキーマンとなった『株式会社ライフアクティベーション』の代表、糸川絡久氏への独占取材から見えてきたのは、単なるブランドの復活ではありません。
それは、日本のウェルネス市場における「信頼のインフラ」を再構築しようとする、一人の経営者の想いと合理的な戦略でした。
目次
「中ぶらりん」だった名門ブランドを救い出した一通の連絡

「『ENDOCA』を、もう一度、生きた状態に戻したいと思ったのが始まりでした」
インタビューの冒頭、糸川氏は静かに、しかし熱を込めてそう語り始めました。
かつて日本国内で300店舗以上の取扱店と450以上の医療機関に導入され、CBDウェルネスの象徴ブランドとされた『ENDOCA』。
そんな同ブランドは、2024年から2025年にかけて、代理店体制の変更や法規制の波に翻弄され、ファンが待ち望む中で供給が止まっていました。
「もともと小売事業者の立場で『ENDOCA』を扱っていたこともあり、その品質の高さは身に染みて分かっていました。だからこそ、本国から『日本で展開する相手を探している』と連絡が来た時、迷いはありませんでした。私たちが持っている美容サロンやクリニックという販路、そしてCBDを正しく伝えるインフラを使えば、『ENDOCA』は再び日本のスタンダードになれると確信したんです」
糸川氏が今回、何よりも重視したのは「本国との距離」です。
過去の撤退要因を分析する中で見えてきた要因の一つとして、流通の複雑さがあったと言います。
「今回は、創業者ファミリーとダイレクトに、膝を突き合わせて交渉を重ねてきました。ブランドが製品に込めた想いを、一切の歪みなく日本のユーザーに届ける。この透明性こそが、信頼回復の絶対条件です」
『ENDOCA』の原点、副作用のない「自然由来のケア」をすべての人へ

『ENDOCA』の物語は、創業者であり科学者でもあるヘンリー・ヴィンセンティ(Henry Vincenty)の志から始まりました。
彼は、アフリカでの医療支援活動に従事する中で、既存の医療が抱える限界や副作用に苦しむ人々の姿を目の当たりにし、「副作用のない自然由来のケア」の必要性を痛感。
この情熱から誕生した『ENDOCA』は、世界でいち早くCBD製品のオンライン販売を開始した、いわばCBD業界のパイオニアです。
その品質と安全性は世界中で高く評価されており、第三者評価機関『CBDThinker』による調査では、世界第4位のCBDブランドにランクイン。
また、レビューサイト『Trustpilot』では、5,500件以上のレビューに対し★4.5という驚異的な評価を獲得しており、世界30ヶ国以上、500万人を超える顧客に支持されています。
『ENDOCA』が目指すのは、「CBDを特別なものではなく、塩やニンニクのように世界中の家庭にある当たり前のものにする」というビジョンです。
この誠実な思想こそが、日本の生活者に今、最も求められている信頼の礎となります。
圧倒的な透明性「種から製品まで」の約束

さらに『ENDOCA』は、消費者がCBDに抱く不安を解消するために、徹底した「100%自社一貫管理」を貫いています。
- 自社オーガニック農園: 合成農薬、除草剤、化学肥料を一切使用しないサステナブルな栽培。
- GMP認証ラボ: 医薬品レベルの厳格な品質管理基準下での製造。
- 第三者機関による厳格なテスト: すべての製品ロットにおいて、成分の純度、重金属や農薬の有無を確認する分析書(COA)を完備し、透明性を確保。当然、日本の残留限度値はクリアしています。
このように、栽培から抽出、検査、製品化までを自社で完全にカバーすることで、『ENDOCA』は医療従事者や研究者、プロアスリートからも揺るぎない信頼を寄せられているのです。
プロフェッショナルが認める信頼へ。美容サロン・クリニックへの展開

『ENDOCA』の再始動において、主戦場となるのは美容サロン、美容クリニック、ウェルネス施設だと、糸川氏。
「美容のプロフェッショナルたちは、お客様の肌や体に直接触れるものとして、絶対的な安全性を求めています。『ENDOCA』の製品はすべて食品・化粧品グレードの原料のみを使用しており、皮膚への作用についても研究が進んでいることから、美容の文脈でこのCBDを普及させるには、これ以上ない強力なパートナーです
糸川氏は、自社が展開するフェムケアブランド『Hemply Balance(ヘンプリーバランス)』との相乗効果についても、確信に満ちた表情で語ります。
「例えば、フェムケアに関心を持つお客様に、リラックスやセルフケアの文脈で『ENDOCA』のボディバターを提案する。あるいは、『ENDOCA』のオイルをきっかけに、健康意識の高い層にフェムケアを広める。美容と健康は切っても切り離せない関係です。プロの現場で「『ENDOCA』なら安心だ」という認知が広がれば、それは市場全体の信頼回復に直結します」
【CBDブランド取材】ヘンプリーバランス
引用元:引用元:CBD Library
薬剤師監修と「適正価格」——信頼をインフラから構築する

「信頼を取り戻す」という言葉を、糸川氏は実務面で徹底的に担保しようとしています。
その一つが、国内での厳格な物流管理体制。
『ライフアクティベーション』社は、提携薬剤師の監修のもと「化粧品製造業」の許可を取得した自社倉庫で『ENDOCA』を管理し、発送を行っています。
「免許を持たずに在庫を発送したり、成分が不透明なまま販売したりするようなグレーな商売は、もう通用しません。法改正後の厳しい基準をクリアし、全製品の分析レポートを公開する。当たり前のことを、圧倒的な水準でやり抜くこと。それがプロの現場に卸すための最低条件です」
そして、今回の再上陸における最大の驚きは、その「価格」にある。流通構造を極限までスリム化し、本国とダイレクトに連携したことで、以前の日本国内定価を大幅に下回る価格設定を実現しました。
- CBDオイルドロップ:5,130円〜
- CBDカプセル:5,130円〜
- CBDサルヴ:4,400円〜
- CBDボディバター:5,720円
「高品質なものを一部の層だけの特別なものにするのではなく、創業者ヘンリーの言葉通り『塩やニンニクのように当たり前のもの』として、誰もが継続して使い続けられるようにしたかった」
こうした糸川氏の言葉からも、CBDを日常のセルフケアの一部にするという『ENDOCA』のビジョンに向けた想いが感じられます。
まとめ
「日本人と商売するのが、本国は少し慣れていなかったのかもしれませんね(笑)」
糸川氏は、かつての混乱をそう笑い飛ばしますが、その目には強い決意が宿っています。
『ENDOCA』の再始動は、単なるブランドの復活劇ではありません。
それは、不透明な情報の連鎖を断ち切り、最高品質を適正な価格で、最も必要としている人々の元へ届けるという、至極真っ当な「ビジネスの再生」。
「転換期の市場だからこそ、本物が勝つ。『ENDOCA』が、日本の皆さんが安心して心身を整えるための『新しいスタンダード』になると信じています」
信頼という種から育つ、新しいセルフケアの物語。
この「三度目の正直」が、消費者の心にどう響くのか。
今後の展開から目が離せません。






