CBD・大麻業界ニュース

EUヘンプ業界が狙う「THC 1.0%」引き上げの野望

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なかなか理解し難いEUの動き!

食品としてのCBDには「1日2mg」という極めて厳しい暫定基準を設ける一方で、農産物としての大麻は一気に解き放とうとしています。

このたび『欧州産業用ヘンプ協会(EIHA)』が、産業用ヘンプの定義を、現在の0.3%から1.0%へ一気に引き上げるようEUに突きつけました。

実は、大麻のCBD含有量はTHC量に比例して増えます。

つまり、上限が1.0%に緩和されると、大量のCBDを効率よく抽出できるようになるという裏ロジックがあるのです。

原料価格が劇的に下がる「原料安の号砲」になる可能性があるんですね。 

しかも、温暖化の影響で図らずもTHCが現行規制0.3%を超えてしまう農家の「うっかり違反」も防げるし、種子の多様性も一気に広がります。

スイスやチェコは既に1.0%で運用しており、南アフリカに至っては2.0%を提案。

世界がこの基準にそろい始めれば、日本の残留限度値規制は、ますます時代遅れのガラパゴス規制になるかもしれません。

European hemp association urges EU to raise THC ceiling to 1% in major reform push

引用元:HempToday(2026/2/10)

このニュースの関連用語解説

欧州産業用ヘンプ協会(EIHA:European Industrial Hemp Association)

欧州における産業用ヘンプ業界を代表する団体です。農家、種子開発者、加工業者、そして製品メーカーの利益を代弁し、欧州連合(EU)の政策決定プロセスに対して強い影響力を持っています

編集長こぼれ話

メルマガ登録者限定の閲覧となります。

    • このエントリーをはてなブックマークに追加