なかなか理解し難いEUの動き!
食品としてのCBDには「1日2mg」という極めて厳しい暫定基準を設ける一方で、農産物としての大麻は一気に解き放とうとしています。
このたび『欧州産業用ヘンプ協会(EIHA)』が、産業用ヘンプの定義を、現在の0.3%から1.0%へ一気に引き上げるようEUに突きつけました。
実は、大麻のCBD含有量はTHC量に比例して増えます。
つまり、上限が1.0%に緩和されると、大量のCBDを効率よく抽出できるようになるという裏ロジックがあるのです。
原料価格が劇的に下がる「原料安の号砲」になる可能性があるんですね。
しかも、温暖化の影響で図らずもTHCが現行規制0.3%を超えてしまう農家の「うっかり違反」も防げるし、種子の多様性も一気に広がります。
スイスやチェコは既に1.0%で運用しており、南アフリカに至っては2.0%を提案。
世界がこの基準にそろい始めれば、日本の残留限度値規制は、ますます時代遅れのガラパゴス規制になるかもしれません。
European hemp association urges EU to raise THC ceiling to 1% in major reform push
このニュースの関連用語解説
欧州産業用ヘンプ協会(EIHA:European Industrial Hemp Association)
欧州における産業用ヘンプ業界を代表する団体です。農家、種子開発者、加工業者、そして製品メーカーの利益を代弁し、欧州連合(EU)の政策決定プロセスに対して強い影響力を持っています
編集長こぼれ話
メルマガ登録者限定の閲覧となります。





