CBD30mg/kg単回投与でマウスの血液脳関門が回復
2026.09.16
スケジュール変更か、据え置きか。
大麻の運命を握る2,533ページの弁論書がついに公開されました。
8/26、『アメリカ麻薬取締局(DEA)』が大麻スケジュール変更審問の議事録全文(2,533ページ)を公開しました。
7/15に結審した11日間の証言をすべて収載していますが、このページ数。
「辞書かよ!」というレベルです。
争点は、トランプ政権が手続きを再始動・加速させた「大麻をスケジュールIからスケジュールIIIへスケジュール変更」の是非です。
すでに4月には州医療大麻・FDA承認医薬品に限った限定再分類は最終決定済み。
今回の審問は「一般大麻までスケジュール変更するか」の本丸戦です。
分厚い議事録の公開は、業界の弁護士・投資家・事業者が今後の法的主張や事業判断の論点整理に動き出す合図です。
日本の指定薬物制度も、判断根拠がここまで透明化される日は来るのでしょうか。
ただ、仮に透明化されても、読む気力が・・・
<出典元>
▶️ DEA Releases Cannabis Rescheduling Hearing Transcript(Marijuana Moment)
米国連邦薬物法(Controlled Substances Act:CSA)における規制区分です。スケジュールIはヘロインやLSDと同列で「医療用途なし・乱用リスク最高」とされ、研究さえも極めて困難。スケジュールIIIはケタミンやテストステロンと同列で「医療用途あり・中程度の乱用リスク」に分類され、処方薬として流通できます。このニュースの本丸は、大麻がスケジュールIIIに移動すれば、州法で合法化済みの大麻事業者が連邦税制上の巨額の不利(IRS 280E条項)から解放されるという、業界の収益構造を一変させる規制転換です。
米国司法省管轄のDEAが、薬物の規制区分を変更する際に開く公式な行政審問です。賛成派・反対派の専門家が証言し、行政法判事が中立的立場で審査します。今回の11日間・2,533ページという規模は異例。証言記録は、最終判断に不服のある側が連邦裁判所に控訴する際の証拠材料になるため、業界の弁護士は「どの主張が採用され、どの主張が退けられたか」の詳細分析に着手します。
厚生労働省が薬機法に基づき指定する規制区分で、「乱用のおそれ」がある物質を機動的に規制する仕組みです。米国のCSAスケジュールと異なり、指定・解除の議事録が公開されない不透明な運用が特徴。今回のDEA議事録公開は、規制根拠のトレーサビリティ(追跡可能性)を法制度上どこまで担保できるかという、日本の薬物規制ガバナンスにも問いを投げかけます。
A. 直接的な公式声明はありませんが、業界筋では①有権者の6割超が大麻合法化を支持する世論②大麻産業の税収・雇用インパクト③司法省内の手続き遅延解消の3点が背景と見られます。前バイデン政権下で始まった手続きが停滞していたため、政権交代後に手続き自体を進める判断が下されたと解釈されています。
A. 州法で医療用として合法化されている大麻製品、およびEpidiolexなどFDA承認済み大麻由来医薬品を対象に、スケジュールIIIへの再分類が確定した部分決定です。ただし嗜好用大麻や州法非合法エリアの製品は対象外。今回の審問は、この対象範囲を『一般大麻全体』まで拡大するかの本丸戦という位置づけです。
A. 最大のインパクトはIRS 280E条項(違法薬物事業者への経費控除禁止)からの解放です。現在、大麻事業者は売上原価以外の経費を法人税から控除できず、実効税率が70〜90%に達するケースも。スケジュールIII移行で通常法人(21%前後)に近づき、業界全体で数十億ドル規模のキャッシュフロー改善が試算されています。
A. 直接的な法的影響はゼロですが、間接的には大きな示唆があります。米国が『大麻=乱用リスク最高』の分類を見直す動きは、国際麻薬統制体制(1961年単一条約)の運用解釈にも波及する可能性があり、WHO・INCBの議論にも影響。日本の大麻取締法改正議論や、CBD原料の輸入判断にも中期的な参照点となります。
A. DEAの過去の類似手続きでは、議事録公開後に行政法判事が勧告書を作成し、DEA長官が最終判断を下すまで数ヶ月〜1年程度かかるのが通例です。ただし訴訟・控訴が続けば決着はさらに数年後にずれ込む可能性があり、業界は『2027〜2028年までの短期決着』と『長期化』の両シナリオで事業計画を組み立てています。
メルマガ登録者限定の閲覧となります。