フランスでCBD食品禁止3週間後に急増した、粗悪品と闇ルート
2026.06.12
腰痛持ちの救世主に、大麻由来の医薬品が名乗りをあげる時代!?
ドイツのバイオ企業『Vertanical』が開発した、大麻由来の慢性腰痛治療薬『Exilby®(VER-01)』が、10年以上の開発期間を経て、ドイツ・オーストリアでヨーロッパ初の市場承認を取りました。
対象は、神経障害を伴う慢性下背部痛。
第3相試験では、従来のオピオイド系の痛み止めより痛み軽減効果が高く、副作用も少ないという結果が確認されています。
植物パワー恐るべし!
イギリスでも2026年末までの承認が見込まれており、『NICE(医療技術評価機関)』のジャッジ次第では、公的医療保険で使える可能性も出てきます。
「オピオイド系の鎮痛剤か、我慢か」の地獄二択から、新たな選択肢が生まれる瞬間です。
日本では、『エピディオレックス(大麻由来のてんかん治療薬)』が第3相試験失敗後、いまだに承認のメドが立たない状況なのに、海外は実用化に向けてまっしぐら。
「日本、置いてけぼりすぎでしょ!」とぼやきたくなりますね。
Cannabis-Based Drug Receives First European Market Approvals for Chronic Back Pain
参考記事:CannabisHealth(2026/6/9)
Vertanical社が10年以上かけて開発した大麻由来の慢性腰痛治療薬。一般的なCBDサプリとは異なり、厳格な臨床試験を経て医薬品として正式承認されています。ドイツの規制当局が認めた処方薬であり、有効成分の種類・用量が精密にコントロールされている点が市販品との決定的な違いです。
新薬承認に向けた臨床試験の最終ステージです。数百〜数千人規模の患者を対象に、有効性と安全性を既存薬や偽薬と比較検証します。この段階をクリアして初めて規制当局への承認申請が可能になるため、「この試験に通った=実用化の目処が立った」と読める重大なマイルストーンです。
英国の公的機関で、医薬品・医療技術の費用対効果を評価し、NHS(国民保健サービス)での使用可否を判断します。NICEが「費用対効果あり」と認定すれば、英国民は処方箋で低コストでアクセスできるようになります。日本の中医協(中央社会保険医療協議会)に近いポジションと考えると理解しやすいです。
A. CBD製品はサプリメント・食品扱いで、医薬品としての審査を受けていません。Exilby®は第3相臨床試験で有効性と安全性が証明され、ドイツの規制当局から正式に医薬品承認を受けた処方薬です。用途・用量の根拠の厳密さが根本的に異なります。
A. 腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症などで神経が圧迫・損傷されることで生じる慢性的な腰の痛みです。しびれや灼熱感を伴うことが多く、通常の消炎鎮痛剤が効きにくいケースも少なくないとされています。
A. 強力な鎮痛効果がある一方、依存性・耐性形成・便秘・呼吸抑制などのリスクが高く、欧米では過剰処方による深刻な社会問題(オピオイドクライシス)が起きています。Exilby®の開発背景にはこうした事情があります。
A. 現時点では大麻由来てんかん薬「エピディオレックス」の第3相試験が失敗しており、承認見通しは不透明です。2025年施行の改正大麻取締法で規制は一部緩和されましたが、医薬品としての承認審査は別途進める必要があります。
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