フランスでCBD食品禁止3週間後に急増した、粗悪品と闇ルート
2026.06.12
世界の大人の3人に1人が、脂肪肝(MASLD)を抱えています。
そんな中、イスラエルの『ヘブライ大学エルサレム校』ジョセフ・タム教授らの研究チームが、CBDとCBGが脂肪肝疾患の改善に寄与する可能性を発表しました。
両化合物は「代謝リモデリング」を通じて肝機能を改善。
血糖コントロールの安定化、トリグリセリドの削減、インスリン感度の向上が確認されています。
特に、体脂肪削減とLDLコレステロール低下においては、CBGがCBDを上回る改善効果を示しました。
これまで業界では、CBGは添え物的な扱いの感が否めませんでした。
動物実験段階ではありますが、最近の研究は、その認識を静かに更新し始めています。
Cannabis compounds CBD and CBG may help reverse fatty liver disease, study finds
以前はNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)と呼ばれていた疾患の2023年改称名です。肥満・2型糖尿病・メタボリックシンドロームと深く関連し、世界人口の約30%が罹患しているとされます。進行すると肝硬変・肝がんに至るリスクもある慢性疾患です。
大麻草由来のカンナビノイドの一種で、CBDやTHCの前駆物質として生合成されます。植物中の含有量がCBDより少なく抽出コストが高いため研究・製品化が遅れてきましたが、近年はCBDとの比較研究が増えており、今回の脂肪肝研究のように単独での注目が高まりつつあります。
細胞・組織レベルで代謝プロセスが再編成される現象を指します。今回の研究では、CBDとCBGがこのメカニズムを通じて肝臓の脂質・糖代謝に作用した可能性が示されました。医薬品・栄養素の作用機序を説明する際に用いられる概念です。
A. 同じ疾患の新旧の名称です。2023年に国際肝臓学会が「非アルコール性」という否定形の命名を見直し、代謝機能障害との関連を明示する「MASLD」に改称しました。診断基準は概ね共通しており、過去の論文でNAFLDと表記されているものも同疾患を指しています。
A. 今回はマウスを用いた動物実験の段階です。動物実験の結果が人間にそのまま適用できるとは限らず、臨床応用には人間を対象とした臨床試験が必要です。研究チームも現段階では「可能性を示した」という位置づけに留めています。
A. 大麻草に含まれるCBGの割合はCBDと比べて非常に少なく、同量を抽出するためのコストが高くなります。そのため製品化・研究の両面でCBDが先行しており、CBG単体製品はまだ限られています。今後の研究蓄積とコスト改善によって市場拡大が期待されています。
A. CBGは現時点で指定薬物・向精神薬には指定されていません。ただし大麻草由来成分であるため、原材料の出所・THC含有量・精製過程の確認が不可欠です。販売前に薬機法・大麻取締法の両面から法務確認を行ってください。
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