「ヘンプ18%」という数字を、中途半端と笑うか、機能の極致と見るか。
クライミングパンツの代名詞ブランド『グラミチ』と『コンバース』が、ヘンプを採用したコラボモデルを5/14に発売しました。
日本製ヘンプ混デニム(コットン82%/ヘンプ18%)をアッパーに採用し、価格は驚きの2万6,400円!
通常の約5倍近い強気な設定ですが、生成りテープやマットシルバーのハトメといった細部への執着は、もはやスニーカーの枠を超えた「工芸品」の領域です。
大手ブランドによるヘンプの「高級化」は、日本の大麻産業に対する偏見を溶かす、これ以上ない強力な援軍となるはずです。
CONVERSE × GRAMICCI 2605
参考記事:Converse Japan 公式
このニュースの関連用語解説
ヘンプ混紡素材
ヘンプ(大麻草の繊維)をコットンやポリエステルなどと混ぜた生地のことです。ヘンプは引張強度が高く耐久性に優れる一方、単独では硬さが出やすいため、コットンと混紡することで風合いと耐久性を両立させます。今回の18%という配合は柔軟性を保ちながらヘンプの特性を活かした設計です。
グラミチ(Gramicci)
1982年にアメリカで創業したアウトドアブランド。ロッククライマーのマイク・グラハムが設計した「ガゼットクロッチ」を採用したパンツで知られ、1990年代に日本でも爆発的に普及しました。現在は日本の企業が版権を持ち、国内外のブランドとのコラボを積極的に展開しています。
よくある質問(FAQ)
Q. このコラボスニーカーはどこで買えますか?
A. コンバース公式サイトおよび国内取扱店での販売が予定されています。詳細はConverse Japan公式ブログの告知ページをご確認ください。
Q. ヘンプ素材のスニーカーはなぜ高価格になるのですか?
A. ヘンプ繊維の調達・加工コストはコットンより高く、日本製という製造コストも加わります。今回は素材の調達から縫製まで国内で完結させたとみられ、職人的な工程が高価格の主因です。
Q. ヘンプ素材の服やシューズを購入・使用することは日本では合法ですか?
A. 合法です。ヘンプ繊維はTHC(向精神性成分)をほとんど含まない部位から採取されており、繊維製品としての使用・販売は日本でも問題ありません。大麻取締法の規制対象は葉・花穂などの特定部位に限られます。
Q. 大手ブランドがヘンプを採用することにはどんな意義がありますか?
A. コンバースのような認知度の高いブランドがヘンプを「高級素材」として採用することで、消費者の「大麻=危険」というイメージを塗り替える効果があります。CBD・ヘンプ業界全体のブランドイメージ向上にも間接的に寄与します。
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